公転自転比セパレートコントロールシステム

撹拌・脱泡性能は、公転と自転の回転数比率、それら個々の回転数の強弱、ステップ運転の組合せ等により結果が大きく異なります。
カクハンターは公転と自転の比率を可変する事ができ、
最大で90通りの回転パターンを設定する事が可能です。
一般的なモデルでは、自転比率が固定されており、公転回転数を調整しても、混ざらない、ダマが発生するなどの課題がありました。
これに対し、カクハンターは公転9段階、自転10段階の設定が可能で、自転比率固定型での課題を解消することが可能になります。

自転が可変出来るメリット6ヶ条
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- 1
- 撹拌不足解消
- 自転の回転比率を上げる事で撹拌不足やダマを抑制させる。
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- 2
- 効率化 / 均一分散
- 粉末比率の高い材料等で設定条件を最適化する事で効率良く短時間で均一分散させる。
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- 3
- 機能別連続運転
- 予備撹拌(手混ぜ)をイメージした、低速運転でふんわり混ぜる事が可能。※ステップ運転を使い低速⇒中速⇒高速運転も可能。
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- 4
- 自転カット機能
- 自転をゼロ設定すると意図的に材料を分離させる事が出来る。(例)アルミ溶液の分離 等
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- 5
- パワフル撹拌
- 公転回転数に対し自転回転数が最大1:1まで設定出来る為、乳化等で効率的に短時間処理を実現。
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- 6
- 汎用性+最適化
- 様々な材料に対し、汎用的(撹拌、脱泡、分散、粉砕、混練、分離、乳化)に対応致します。
(目的に合った最適な条件で処理致します。)