ステップ運転
ステップ運転を用いることで、複数の異なる動作パターンの連続運転が行えます。ステップ運転は各機種で設定が可能で、さまざまな撹拌脱泡ニーズにお応えします。
最適設定
回転数は公転9段階、自転10段階の設定が行え、両方を組み合わせることにより90通りの設定が可能です。メモリーチャンネル(条件設定メモリー)としてユーザー設定90チャンネル(SK-1100、SK-2000は10チャンネル)、固定データチャンネル10チャンネルの設定が可能で研究開発から量産まで幅広いシーンでの撹拌脱泡の効率化に貢献します。
フレンドリーな操作パネル
斬新なデザインとユーザーフレンドリーな操作パネルを採用(SK-350T、SK-300TVS-A、SK-300SV)-1100、SK-2000は10チャンネル)、固定データチャンネル10チャンネルの設定が可能で研究開発から量産まで幅広いシーンでの撹拌脱泡の効率化に貢献します。
- 真空レベル表示部
- 真空マニュアルスイッチ
- 真空破壊バルブスイッチ
- 真空制御バルブスイッチ
- プログレスバー
- チャンネル・ステップ・公転・自転
時間エラー等のデータを表示 - データ設定スイッチ
- 注意(アイコン)ランプ
- 誤操作防止キーロック
- カバーオープン
- 振動
- メンテナンス
- データ確定・
エラーリセットスイッチ - スタート・ストップスイッチ
カップ受けシフト
自転軸にカップ受けシフトを採用し撹拌力をアップ!


カップ受けをシフトさせることにより、従来機(カップ受け対面)に比べ容器と材料の接触面が増し、撹拌力が向上。
さらに長尺容器も装着でき、公転の中心軸から距離を保つことで全体に遠心力を与えて効果的な撹拌を可能にします。
撹拌時間の比較 (ストレートローター VS シフトローター)
真空減圧機能
真空減圧機能でごく微細な泡の除去が可能で、電子材料に求められる導電性や絶縁性の向上、
光学材料の泡による製品の歩留率低減、気泡によるシリンジの空打ち防止などの効果が期待できます。
また、真空ポンプを別置きとし真空ポンプの選択とメンテナンスの向上を図りました。

真空減圧運転時のみ真空チャンバーを遮断し、ローター部のみを減圧します。
(SK-300SVII真空チャンバー)

真空減圧度をモニタリングしながら、真空度の任意設定(1.3kPaまで)が可能です。
※本装置を回転させずに真空デシケーターとしても使用できます。
真空コントロールシステム
オンディレー (On Delay)

●真空の入るタイミングを遅らせることで、温度上昇を抑え、材料の組成変化を抑制できます。
●微粉末と液体の撹拌を行う際の微粉末の飛散を抑制し、容器蓋への粉末付着防止、撹拌不足、分散不足を防ぎます。
オフディレー(Off Delay)

●真空動作が切れるタイミングを遅らせることで、自転が停止するまでの泡噛みを解消し、脱泡精度を向上できます。
真空カクハンターのユニークな機能
再生時間: 01:00